あたしがタバコを吸っていたら好きになってくれていたかな
あたしがもう少し大人だったら好きになっていてくれたかな
あたしが東京に就職していれば好きになっていてくれたかな
あたしがあの時物分かりのいいフリをしなければ、何か変わっていただろうか
自販機やコンビニで買えない嗜好品の銘柄を揃えてみて肺を真っ黒にしてフィルターに赤い口紅を付けてみたかった
いつもそんなことを考えて意味も無いくらいの涙を流しているのは全くもって非生産的だしあたしが毛嫌いしている女そのものでウケる
あなたに出会って今まであたしは2人彼氏がいたわけだけど、もう別にいらないや
あなたじゃないと意味ないよとか嘘っぽい言葉でもいいから言える勇気とか可愛さとかあればよかった
大丈夫なフリすんのだけ得意でも何にも上手くいかないって1年前のあたしに伝えてあげたいけどもう時間は戻んないし
あたしたちはあの頃には戻れない